不登校は3ヶ月以内に解決できる

株式会社スダチは【不登校解決支援サービス】を事業の軸としており、２０２０年７月のサービス開始から、２０２４年３月までで合計８６５名以上の不登校の方を再登校へ導いてきました。

世間一般ではどうしようもなく、保護者も教師も手の打ち方がわからない不登校問題も、株式会社スダチの手にかかれば【平均１８日間】でなんと再登校率は驚異の【９０％】、つまり３週間もかからないと言います。

再登校の定義とは、「朝から放課後まで元のクラスに２日間連続で登校できたこと」としており、五月雨登校、保健室登校、午後からの登校などは含んでいないとのことです。

２日連続登校ができると、その後も継続して登校ができると考えているからだそうです。
ただし、２日連続の後に不登校が続いた場合は登校の定義からは外しているそうで、再登校率９０％は、かなり驚きの数字であることがわかります。

不登校解決には、押さえるべき５つの条件があると言います。

詳しい説明は割愛しますが、これはまさに育児でも、従業員教育でも同じことだなと感じています。

これらの基本原則の上で【家庭内のルール】を制定するそうです。
絶対に組み込むのが以下の３点。

これ以外は、各家庭に合わせて改変可能だそうで、これだけで不登校が改善されていくのだそうです。

●ルールなんて決めたら、子どもが暴れたり我儘を言うのでは？
●デジタル禁止なんて不可能なのでは？
●発達障害や精神疾患があれば難しいのでは？
●いじめが原因だと無理に行かせない方が良いのでは？

という疑問も出てくるかと思います。

しかし、そんなことはありません。
その辺りの疑問の答えは、すべて本の中に書いてあるので気になる方は読んでみてください。

むしろルールを制定したことで、「自分のことをちゃんと考えてくれた」と泣き出すお子様がいたり、この経験を通じて親子間のコミュニケーションが生まれ、互いに話し合いを重ねるきっかけになったという実例が沢山出ていました。

ことだそうです。

最近の風潮で大人が昔のように叱れなくなったり、虐待のように言われる世の中でもあります。
もちろん虐待はいけません。

しかし、子どもはやはり子どもです。
家庭内の正しい判断や方向性は親が決めるべきなのです。

子どもの意見に耳を傾けてあげることと、放置放任することはわけが違います。

しっかりと子どもを褒めて自己肯定感を高めてあげながらも、ダメなものはダメと毅然とした態度をとることのバランスが大切だと、この本には書いてありました。

この本の内容が、そのまま我々の事業に活かせるわけではございません。
また、本質的には不登校を解決することが大切なことではないと思います。

この本の内容も、何が起きても柔軟に対応できる力【レジリエンス】を育てることに、重きを置かれています。

レジリエンスについては前回の社内報にて紹介しております。

折れない心（レジリエンス）の高め方

こんにちは。ファミリー・ウェルネス株式会社Founderの田川です。先日は「幸福度ランキング」についてお伝えしました。 本日は、幸福度が高い国に共通している…

しかし、一つの不登校問題の正解として、知っておくことが大切だなと思いご紹介させていただきました。
是非一度読んでみてください。